yumegakureblogの日記

日日是好日…のたりのたりかな

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

続紫野綺譚その3 [MURASAKINO]   招かざる客3

この話はバーチャル世界🌍️の続き話になります。 ☆ ☆ ☆霧隠十蔵の血を引くという霧隠真幸(さねゆき)は黙って太郎を見た後で、[美々白百合旅館]の女将薫に向かって話しかけた。女将さん❗私の連れが部屋の外にもう一人居るのですが、その人は私と同じようにこの…

起り

漆黒の闇に広大無辺に散らばりし無数の小さな赤い実を一つ一つ拾い始めそれから気が遠くなる程の年月が過ぐる頃やがて小さな赤い実は灼熱の巨大な塊となりて蒼き衣を纏い宙に舞う衣を翻す度に綻びた縫い目から見え隠れするのはまさに起りとなりし結びの赤い…

黒幕が降りる頃白い光の島が浮び上がり名も無き時が夜を揺さぶりながら青き蝋燭に火を灯すやがて一瞬が無限と変わり想いが交差しながら彷徨い始めるそして、溢れた想いも夜明けの風と共に消えてゆく 小椋佳 時 小椋佳 「時」 www.youtube.com おしまい。

つれづれ散歩117  八咫烏と夜詣りの神社

葛飾と言えば、(フーテンの寅さん)か(こち亀の両さん)が有名なのですけれど、実は、都内で唯一、小説や映画等で有名な安倍晴明に縁のある神社もあるのです。場所は葛飾区の立石。五方山 熊野神社。冬山へ出かけられた人のblogを見習って久しぶりにつれづれ散…

夜の片隅で

月読の神が闇を引き連れ舞台へ上がるその姿は天空に座し光輝燦然その色は人明かりも寄せ付けず極白華麗朝の片隅に月読の神が最後に冬の一滴を落とすまで想いを添えて時を刻み夢を辿る

夜の片隅で

月読の神が闇を引き連れ舞台へ上がるその姿は天空に座し光輝燦然その色は人明かりも寄せ付けず極白華麗朝の片隅に月読の神が最後に冬の一滴を落とすまで想いを添えて時を刻み夢を辿る

寒椿

陽だまりの睦月 青空散歩道深翠に咲いて鮮やか赤い花貴方への想いの深さどれだけ伝わりましたか咲いた花の数ほど問い続け寒空北風吹く日には想いと共に煽られ揺れる寒椿(寒椿の花言葉)愛嬌謙譲申し分のない愛らしさおしまい。コロナウイルスが再び蔓延してき…

続紫野綺譚 その2 [MURASAKINO]   招かざる客2

これはバーチャル世界🌍️の続き話です。 ☆ ☆ ☆[美々白百合旅館]ではお客さんの夕飯が一通り終わった頃に 旅館と繋がった裏手の自宅の居間で太郎を加えた夕飯が始まった。いつも通り食べ終わると今度はそのまま家族会議が始まった。始まる前に女将の薫が壁に飾…