yumegakureblogの日記

日日是好日…のたりのたりかな

散歩

旧日光街道 千住宿

旧日光街道の起点は、千住宿になっていた。更に、水戸街道、佐倉街道の起点でもあった。今でも、道幅約5m余りの昔の街道がそのまま商店街として残っている。 千住大橋の直ぐそばにある千住市場の前から、その旧日光街道は始まっている。 この道がまっすぐに…

千住宿に坂本龍馬って…❓️

江戸時代に五街道と呼ばれる道路が整備されて、江戸を中心とした交通網が出来上がった。 その一つに日光街道がある。日光街道の始点は、東海道のような日本橋ではなく、隅田川を千住大橋で越えた(千住宿)である。 この千住には、今も旧日光街道の跡が残って…

貴方の住んでいる町の読み方は…❓️

住所に書かれた[町]は なんて読むのだろうか… 先日、新聞記事を読んでいた時に 面白い記事を見つけた。 その内容は (町)をなんと読んだらいいのだろうか❓️ という事であった。 つまり、 行政区において (ちょう)と読むのが正しいのか (まち)と読むのが正しい…

夏の朝

雨上がり後の雲多かりし蒸し暑い日なれども風に吹かれながらただただ歩く遊歩道幾度も幾度も訪れた道だけと目の前の彩りはとどまることを知らず日々と共に季節の扉を開けて移り行く花咲く春から落ち葉舞う冬まで同じことを繰り返し繰り返しやがて時が永遠に…

つれづれ散歩 日比谷

東京の地名を見ていると渋谷、千駄ヶ谷、日比谷、谷中とか(谷)が付く地名をよく目にする。今ではビルで覆われているのでよくわからないけれど、早い話、(谷)が付く場所は昔は低い土地であったという事なのです。少し前まで銀座線の渋谷駅は東急百貨店の3階に…

つれづれ散歩 旧新橋停車場

1872年(明治5年)に新橋と横浜の間に鉄道が始めて開通した。その時の新橋駅を再現した建物が出来ているという話を知って出掛けてみました今の山手線の新橋駅から、少し離れた場所に最初はあったようです。今回は写真多めです。高層ビルの合間にこんな憩いの場…

緑小路

梅雨空から雨の雫落ちたあと木の葉には幾つもの水滴つきまとう大通り一筋入った緑小路(みどりこうじ)雨の匂いに誘われてここまで歩いては来たけれどどこまで続くか石畳濡れた緑の色艶に抱(いだ)かれてもう少し歩いてみようか気が向くままに雨の日の花菖蒲紫…

陽入る頃🌇

西の空遥か地平に陽入る頃端空で照れ笑いか空を染め一日の想いの全て吸い込むと黒波の地平線上に陽が浮かび後は何もかも深い暗い闇に沈んでゆく数え切れない程の長い年月今日一日、恙無(つつがな)し恙無くしやと繰り返し呟きて夕陽赤く想いを滲(にじ)ませ沈…

たそがれどき

夕空に闇が迫りしたそがれどき時が声無き叫びをあげながら端空(はしぞら)を刃(やいば)で引き裂いた切り口は赤色一文字陽の光華やかに妖しく瞬(またたい)て西空に紅(くれない)の帯染めていく彩り豊かな紅帯の狭間に見えるのは歓喜の渦かそれとも悲哀の残夢か…

薫風の門

風そよぎ誘われ覗く時の門天は蒼く白雲浮かび地はまさに百花繚乱木々は新緑創(つく)りて風光り瑞々(みずみず)しい時を造り奏でる何時(いつ)しか身も心も景色の中へ埋もれゆく過去も未来も現(うつつ)の時もなくあるのは一枚の絵画の如き薫風の門おしまい。※天…

躑躅花

卯月空溢れるほどに咲き誇り色模様その色合いに酔いしれる艶やかに流れる時に身を置いて幾度も足を止めては振り返る心残りの花化粧過ぎ去りし人の薄化粧遠くに霞むは恋化粧躑躅花(つつじばな)咲いて惑わす夢の刻(とき)おしまい。

卯月 花めぐり

再び、白いタンポポ❗を見つけてしまったそれも一度に白いタンポポが10本ぐらい咲いていてビックリ‼️関西の人は白いタンポポは珍しくないのでしょうが、都内となると事情がかなり異なります。というのは️(記事はお借りしました)この地図を見てわかるようにほ…

卯月 花めぐり

再び、白いタンポポ❗を見つけてしまったそれも一度に白いタンポポが10本ぐらい咲いていてビックリ‼️関西の人は白いタンポポは珍しくないのでしょうが、都内となると事情がかなり異なります。というのは️(記事はお借りしました)この地図を見てわかるようにほ…

桜東風

きらきらと川面の波間に春陽注ぎゆらゆらと心の底まで風光るそよそよと花の香り漂いてゆるゆると隅々まで染み渡る桜満開花日和桜東風(さくらごち)吹けば花びら乱舞していつの間にか心の中にも花筏おしまい。※資料はお借りしました。

つれづれ散歩 120 石濱神社

隅田川沿いの遊歩道を歩いて行くと白鬚橋近くに東京ガスの丸いタンクが見えてくる。このタンクの傍にあるのが石濱神社。丸いタンクと神社⛩️が共存しているというのが、東京らしいと思うのです。少し離れた場所から見ると️隅田川の対岸に東京スカイツリーが見…

つれづれ散歩 119 西新井大師

弥生三月のある晴れた日。長い間住んでいて、是非一度は行ってみたいそう思っていた場所へ電車に乗って出掛けてみた。場所は荒川を越えたほぼ埼玉県に近い足立区西新井。遡る事、800年過ぎた頃に弘法大師(空海)がこの地を訪れた時にこの寺を創建したと云われ…

咲梅来春

北風吹けど陽射しのあたる小梅の木一人分の冬の悲哀を取り込めば一つの蕾目を覚まし花一輪咲けばその度春を呼び枝一杯梅が咲く頃は南風を誘う風向きが少しでも変われば人の思いも変化する花の務めは春の兆しを告げること今、梅の花咲き誇り春が来たおしまい…

つれづれ散歩118 柴又帝釈天辺り

東京都と千葉県の境に流れている川が江戸川です。この江戸川を渡った千葉県側には律令制度の時代の国の出先機関の(国府)があり、柴又はその通り道だったと思われます。柴又の辺りは微高地になっており古代から栄えていた思われ、この辺から前方後円墳も発掘…

水天一碧

心が曇った時には空を見上げればいいきっと蒼天が心に染みてくる心に涙が溜まった時には川を見つめればいいやがて水流が心の淀(よど)みを洗い出す如月 寒空水天一碧(すいてんいっぺき)時を忘れて立ち尽くし過ぎ行く想いを彼方に投げ入れる

つれづれ散歩117  八咫烏と夜詣りの神社

葛飾と言えば、(フーテンの寅さん)か(こち亀の両さん)が有名なのですけれど、実は、都内で唯一、小説や映画等で有名な安倍晴明に縁のある神社もあるのです。場所は葛飾区の立石。五方山 熊野神社。冬山へ出かけられた人のblogを見習って久しぶりにつれづれ散…

寒椿

陽だまりの睦月 青空散歩道深翠に咲いて鮮やか赤い花貴方への想いの深さどれだけ伝わりましたか咲いた花の数ほど問い続け寒空北風吹く日には想いと共に煽られ揺れる寒椿(寒椿の花言葉)愛嬌謙譲申し分のない愛らしさおしまい。コロナウイルスが再び蔓延してき…

師走の月

天に月地は師走やみくもに人息荒く蠢いて年の瀬の営みに追われるも見上げた空に上弦の月寒風の中時止まり静かに我が身を照らす月明かり

街景色

晴れた日の向こう岸にはビルの街紺碧の水面に映る白い影ゆらゆらと漂い浮かび揺れ動く心の迷い揺れてはいませんか小さな夢揺らいでいませんか言葉少なく向こう岸へと目を向ける拡がるはただ、青一面何もかも埋もれて佇むばかりの街景色

彩り集めて

黄色に茶色赤も黒も加え、仕上げに空の青を塗り足せば彩り豊かな景色が出来上がり悲喜こもごも人の想いの数々を彩り良くかき集め、ジグソーパズルのピースのように埋め込めば晩秋の心が出来上がり晩秋はまるで人間模様の万華鏡いつまでも眺めてばかりでは飽…

紫野綺譚その14 [MURASAKINO]   時の門扉5

この話はバーチャル世界🌍️の続き物の話になります。 ☆ ☆ ☆その夜、かなり遅くなって砂風は帰宅した。太郎もまだ部屋で起きて作業をしていた。砂風が太郎の部屋のドアをノックして、顔を覗かせて言った。太郎君、ちょっと、話をしてもいいかな⁉️あっ、お帰りな…

紫野綺譚その13 [MURASAKINO]    時の門扉 4

この話はバーチャル世界️の続き物の話になります。 ☆ ☆ ☆太郎はいつの間にか2019年末頃から一ヶ月以上も砂風のマンションに同居生活をしていた。この時代にやって来た当日、砂風から事務所で色々な質問を受けた。その時に結果的には太郎は砂風の目の前で、本…

青紅葉(あおもみじ)

ちはやふる神代もきかず竜田川からくれなゐに水くくるとは ー在原業平ーこの句は山が色付くこの頃の季節を詠んだものですが、散歩で見つけたのは、まだ、まだ、青い紅葉しかし、青い紅葉は赤い紅葉に比べると清涼感があり、生き生きして躍動感があるような気…

紫野綺譚その12 [MURASAKINO]   時の門扉 3

この話はバーチャル世界🌍️の続き話になります。 ☆ ☆ ☆隅田川沿いの公園のベンチに男が座って、缶コーヒーを片手に遅い昼休みの休憩を取っていた。昼食時間は、早めか遅めのどちらに限る。なにせ、この東京には人が多すぎる。そうしないと食事を注文して食べる…

絵空事

願いは夢思い重ねた絵空事わずかばかりの秋風で消え去るもののそれより先に君去りてとり残された絵空事は夢話今度は何処で紡ごうか想いは遥か夢は幻ゆらゆらと柿が色付く頃絵空事だけが宙に舞う

紫野綺譚 その11 [MURASAKINO]      時の門扉 2

この話はバーチャル世界🌍️の続き話になります。 ☆ ☆ ☆ところで、話を聴きながら思ったんだけど太郎さんのその能力をユイさんやお父さんは知っているの…⁉️太郎が、次の話を進めようとした時に女将の薫が話しかけてきた。おそらく、薄々は勘づいてはいるとは思…